「金持ちだけが国会議員になれる政治」でいいのか。
みなさまこんにちは。いなとみ修二です。夏至をすぎ熱い毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。
さて、この半年以上にわたり国会を揺るがしてきた「政治とカネ」。山場を迎えた政治資金規正法の審議が行われた6月6日、衆議院本会議を忘れることはできません。各党からの討論と採決が行われた際、与党案に反対する我が党に対して、自民党席からヤジや嘲笑が巻き起こりました。裏金・脱税に対して自民党は反省のカケラもないのです。国民には見せたくない、国会の醜悪な姿でした。
政治活動には一定のカネは必要です。しかし企業から数千万円にものぼる大量のパーティー券を買ってもらう必要はありません。「カネをかけること」と「カネをかけすぎる」ことは違います。
「カネをかけすぎる」と、カネ集めで世話になった企業や団体ばかりを向いた政治になるのは必然です。その業界向けのゆがんだ政治の姿を何度も見てきました。
もう一つ問題なのは、金持ちや、世襲しか政治家になれなくなってしまうことです。いずれでもない私が国政へ挑戦できた資金面の理由は、政党交付金制度と、幸運に恵まれ多くの個人からの浄財を頂けたからです。「愛する故郷を良くしたい」、「我が国の政治を変えたい」、そんな志ある若者が、カネに左右されず、国会へ挑戦できる風通しのよい政治にしなければ、この国の未来はありません。
私の政治改革への志は変わりません。引き続き、皆様のご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。
令和6年6月21日
衆議院議員 いなとみ修二