広報誌

かわら版No.68

「観光立国」日本をめざす

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 皆様こんにちは。いなとみ修二です。連日の猛暑、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、この夏休み、天神以外の場所でも多くの外国人観光客を見かけます。2024年の訪日外国人は、過去最高の3500万人と見込まれています。
 日本経済に占める訪日客の消費は、自動車に次ぎ、半導体や鉄鋼を上回る規模になります。政府は2030年6000万人の訪日客を目標に掲げています。日本は「観光立国」へ動き出しています。観光は凋落が止まらない日本経済を立て直す、大きな柱になります。
 そのためには、以下のような課題への対応も必要となります。
 ○空港だけでなく日本社会のデジタル化を進めること。日本語ができなくてもスマホで気軽にホテルを予約したり、交通機関で移動ができること。
 ○福岡空港は来年2本目の滑走路の運用が始まります。他の空港でも、拡張や整備を着実に進めていくこと。
 ○2019年創設された国際観光旅客税(海外へ出国する際に一律1000円課税)の使い道を、もっと観光客が実感できるように見直すこと。受け入れる日本側の度量が試されます。
 なんと70年前の1954年に、経営の神様、松下幸之助は「日本の資源を最大限活用する」という理念で、「観光立国」を打ち出しました。その慧眼には驚くばかりです。松下幸之助門下生としてその志を受け継ぎ、政策を進め、日本再建の大きな柱としてまいります。

令和6年8月2日
衆議院議員 いなとみ修二

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