「国会が変わった」
皆様こんにちは。いなとみ修二です。年末年始いかがお過ごしでしょうか。
さて、「国会がかわった」、そう感じる臨時国会が先日終わりました。
先の衆議院選挙で、与党(自公)の議席が279→215へ減少し、過半数割れをしました。これまで自民党議員だけで半分以上を占めてきた国会の議場が41%に減少し、気のせいか自民党からのヤジにも迫力がなくなりました。
「与党過半数割れ」の影響は絶大です。補正予算に関して、立憲民主党の提案で能登地域復興予算が追加修正されました。補正予算の修正は、憲政史上初めての事です。
政治改革が野党案に沿って実現しました。先ず、政策活動費(政党から政党幹部への渡し切りの資金)が全廃、次に、旧文書通信交通費の公開が決まりました。いずれも選挙前には進められなかった改革です。
次の山場は、2025年度予算です。12月に与党が決めた予算案(税金とその使い道)は、従来は事実上の決定でしたが、これからは違います。
私が野党筆頭理事として担当する財務金融委員会は、税制を決める委員会です。「103万円の壁」の引上げと、防衛増税が大きな争点になります。国会審議を通じて、税制においても成果を出せるよう、しっかり準備を整えてまいります。ぜひ、ご意見をお寄せ下さい。
「投票しても何も変わらない」との諦めの声を何度も頂いてきました。しかし、選挙によって政治が大きく動き出したと、実感頂けるよう全力を尽くします。
引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
令和6年12月27日
衆議院議員 いなとみ修二