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【アラサー女子の福岡日記】ふるさとへの想い

アラサー女子の福岡日記

今日は、ボスを福岡空港へ車で送り届けた。
ある日、福岡空港に訪れた日に思ったことを思い出したので、忘れないように書いてみようと思う。


「すぅー。」っと、大きく息を吸いながら福岡空港の展望デッキから福岡の街を見渡す。
1歩離れてみると、ふと考えるものがある。

福岡は東京ほど都会でもなければ、名古屋ほど利便性も高くない。大阪よりエネルギッシュさもなければ、横浜のような品はない。
ただ、福岡は誰もが住みやすいと感じさせる魅力がある。私はそう感じている。

料理が美味しく、温かく距離が近い人々と、都会と緑地が心地よいバランスが健在している街。福岡に長く住んでいる人々からは、故郷に対する誇りを感じるものがある。以前、職場のボスは「福岡の人たちはね、この街が大好きなんだよ。」そんな言葉を発していた。私も福岡で生まれ育ったら、この街で生涯過ごしていたかもしれない。それくらい、居心地が良い場所なのだ。

私の生まれ故郷は、水田が一帯に広がるのどかな場所、茨城だ。かつては御三家と称された土地でもある。しかし、近年は「茨城は田舎だからね。」と他県の人からは見下され、毎年発表される『都道府県魅力度ランキング』で最下位に選ばれるたび、故郷に劣等感を持つことも多かった。私はそんな茨城が嫌いで悔しくてしょうがなかった。「この街を栄えさせ、誇りを持てる場所にしたい。」そんなことをふと考えた学生時代、地方創生の活動にのめり込んだ20代前半の頃がいまや懐かしい。

我が故郷を離れてもう12年。気づけば、身体も想いも故郷から離れて、思い出はどんどん遠のいていく。
そんなこんなで、福岡の人たちが故郷を想う気持ちが羨ましくなった、今日このごろ。

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