広報誌

かわら版No.63

「知らない」を連発、政権担う資格なし。

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みなさまこんにちは。いなとみ修二です。桜の季節、いかがお過ごしでしょうか。
「裏金は知らなかった、意思決定に関与していない」。政治倫理審査会で聞いた、国家経営の中心にいた自民党議員たちの言葉。皆で責任をたらいまわしする情けない姿に終始しました。疑念が深まるばかりで、自民党は裏金問題にけりをつけられません。
裏金は脱税の問題でもあります。政治倫理審査会の幹事、財務金融委員会の筆頭理事として、せめて裏金議員は修正申告して納税をするよう財務大臣に働きかけを何度も迫りました。しかしゼロ回答です。
●「政治活動以外には裏金を使っていない。」
●「本人がそう言っているので、裏付ける領収書はなくても、税金は発生しない。」
●「従って、納税を促すつもりはない。」と自民党は主張しているのです。
領収書がなくても税金はかからない? これが許されるなら確定申告の際に、「本人が言えば、領収書がなくても経費として処理することができる」ことになります。こんなこと世間で通じるはずありません。1円から領収書を集めることがバカバカしくなります。
脱税を許してはならないし、国会議員を特別扱いしてはならない、税の公平性を破壊してはなりません。
時間がたてば国民は忘れると思っているのでしょうか。政権幹部が「知らない」を連発し、裏金の納税すら拒否する。税を軽んずる自民党に政権を担う資格はありません。

令和6年3月16日
衆議院議員 いなとみ修二

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