広報誌

かわら版No.62

裏金議員は「脱税」の可能性あり

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立春をすぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、国会では、自民党内の組織的、継続的、裏金づくりが明らかになりました。これは政治家による「脱税」の可能性があります。仮に政治家個人が政治資金を受けた場合、それを政治活動に全部使えば非課税ですが、もし残額があればその額を確定申告しなければならない、というのが政府解釈です。つまり、政治活動以外に使う場合も、あるいは、残額がある場合も、裏金は脱税となります。
自民党の派閥解消には意味がありません。時間がたてばすぐに戻るでしょう。また、仮に政治資金規正法が改正されても、そもそも法律を破って裏金を作ってきた自民党議員がこれからは法律を守るようになるのか非常に疑問です。いずれも問題のすり替えにすぎません。
〝政治にはカネがかかる〞一見もっともらしく聞こえますが、そんなことありません。カネをかければかけるほど政治の質が上がるとも思えません。
確定申告の時期が来ました。当然ながら書類をそろえ正確に申告しなければなりませんので、非常に緊張する作業であり、税金を強く意識する時期でもあります。
「税は国家なり」と言います。ルールを作る国会議員が脱税を繰り返していたとしたら、納税者には許しがたいことです。政治とは、税を国民から預かり、その税を社会へ公正に分配する仕事です。国民の生活不安をやわらげ若者が希望をもてる社会にするために、政治を刷新する時がきました。

令和6年2月9日 
衆議院議員 いなとみ修二

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